キャットフードには色々な種類がありますが、果たして猫が好む味というのはあるのでしょうか。
基本的に猫にも味覚は存在しているため、もちろん味を感じることはできます。
また、個体差があるため、それぞれの猫には自分の好きな味というものが存在していると考えることができます。
それでは猫がどのような味を好んでいるのか説明しましょう。
そもそも味覚を感じる器官はその数が大体決まっています。
人間の場合は10000個ほどあるのですが、なんと猫には750個程度しかありません。
したがって、味を知覚できるといっても、それほど細かい味の違いを人間のように判断することができるわけではありません。
味が濃いか薄い程度しか判断できないと考えていいでしょう。
このため、猫に与えるエサはかなり味を濃くする必要があります。
そうしないと、猫は味を感じることができないからです。
タンパク質や脂肪分が豊富に含まれていることも多いです。
これらの味を猫は美味しいと感じるからです。
自分でキャットフードを作るときにはこのことを意識しましょう。
市販のキャットフードに関しては、猫が好みやすい味がつけられています。
猫が自然に食べる肉や魚、野菜の味がしているものであれば、好んで食べてくれます。
それほど味に関しては神経質になる必要はないです。
基本的に猫は肉食動物であるため、肉や魚を特に好みます。
これらの風味がきちんとついているキャットフードを与えると喜んで食べるでしょう。
まれに犬がキャットフードを食べてしまうことがあります。
これは、猫は味覚が弱いために、味が濃く作ってあり、それを猫よりも味覚の強い犬が好んで食べてしまうのです。
したがって、猫と犬を両方共飼っている方は、エサを与える時は離れた場所で食べさせてあげると良いでしょう。
猫用に作られたものを犬が食べてしまうと健康にあまり良くありません。
嗜好性の優れたキャットフードが存在していますが、原材料はきちんと確認しておきましょう。
味が良くても、猫の健康に悪いのでは意味がありません。
こちらには過去に起こったキャットフードに関する事故や危険なキャットフードとはどのようなものかが紹介されています。
可愛がっている愛猫にもしものことがないように、日頃から食べている食事にもっと気をつけてあげましょう。